
牛・馬用グッズを展開するUSIMO(ウシモ)を手がけるオオツキは、6月9日(火)〜11日(木)の8:00〜12:00、宮城県遠田郡美里町のみやぎ総合家畜市場に出店し、「モーっとしま牛コート」を数量限定・直販限定でテスト販売を開始する。
牛の視覚を混乱させて虫を避けるシマウマ柄コート

牛をシマウマ柄にすると、特に「虫除け効果」が期待できるとして、近年かなり注目されている。

今回、数量限定・直販限定でのテスト販売する「モーっとしま牛コート」のシマウマの縞模様は、虫の視覚を混乱させ着地しにくくし、距離感を狂わせると言われており、アブやサシバエなどが寄り付きにくくなるとされている。実際に牛に白黒の縞模様をペイントすることで虫の付着数が減ったという研究結果もある。
また、ストレスにつながる虫の付着が減ることで、牛が尾を振る回数や足踏みなどのイライラ行動が減り、牛へのストレス軽減につながる可能性もある。
同商品は、岡山県農林水産総合センター畜産研究所と共同研究を重ねて開発したもので、牛の防寒コートで培ったノウハウも活かされている。
電気不要で長時間使える接触冷感ネッククーラー

仔牛の熱中症対策や産前産後の親牛のヒートストレスやせ防止に向けた、接触冷感ネッククーラー「モーっとクール」も展示する。

電気を使わずエコで安全で、繊維による保水で長時間の連続使用が可能。氷や保冷剤を使用すればより効率的に首の血管を冷やし、牛の体温を調整できる。
使い方はたっぷりの水で濡らし、牛・馬の首に巻いて面ファスナーで留めるだけ。氷や保冷剤を入れると冷たさがより持続するという。毎年48度まで上がる酷暑の北インドから「湿気でぐったりする馬に付けると効果がある」と報告があるなど、牛・馬どちらにも効果的な暑熱対策として評価されている。
暑熱ストレスと吸血昆虫の二重被害が深刻な課題に

近年、夏場の畜産現場では記録的な猛暑による暑熱ストレスと、アブ・サシバエ・ヌカカ・蚊などの吸血昆虫による被害が大きな課題となっている。特に牛は暑さに弱く、体温調節がうまくできないことで採食量の低下・体力消耗・熱中症のリスクが高まる。
現場の農家からも「仔牛は暑さに弱く細やかな注意が必要」「出荷時に市場で体調を崩し取引できなかった」といった声が寄せられている。また吸血昆虫は牛に強い痛みや不快感を与え、休息不足や採食量の低下を招き、肉牛では増体成績の悪化、乳牛では乳量低下につながるなど生産性にも大きな影響を及ぼす。
さらに、暑熱ストレスと虫によるストレスが重なることで、牛の健康被害はより深刻になる。こうした課題を解決するため、オオツキは2020年より「モーっとクール」の開発を進めてきた。
今夏も全国キャラバンを実施

昨年の夏は北海道から沖縄まで全国の畜産市場に出店する「USIMO全国キャラバン」を開催し、多くの畜産農家から声をかけてもらった。
あれから一年、沢山の声を形にし、「モーっとクール×ファイテン」が完成した。新商品の発売を記念し、今夏も全国キャラバンを実施し、USIMO製品を実際に手に取って品質を確かめることができる。
なお会場(みやぎ総合家畜市場)には、一般の人は入場できないが、商品はUSIMO公式サイトからも購入可能だ。
今夏も全国キャラバンを実施
オオツキは1962年に作業服店として設立。現在は兵庫・京都で合計15の直営店を運営している。
オオツキが手がけるUSIMOプロジェクトは2019年より、作業服を納品している畜産農家からの要望を受けてスタート。これまでに、電熱線入りネックウオーマー、蓄熱マフラー、点滴保温器、高機能素材の防寒コート、シマウマ柄コート、接触冷感ネッククーラーを開発してきた。
畜産農家の人が本当に求める製品づくりを心がけており、農家さんの“あったら良いな”を形にする企業として、作業服のノウハウもどんどんと取り入れ、今年の夏も展開していく。
畜産現場の暑熱対策と虫対策に向けた新たな提案を届けるオオツキのアイテムに注目してみては。
■出店情報
場所:みやぎ総合家畜市場
住所:宮城県遠田郡美里町北浦字生地22-1
日時:6月9日(火)〜11日(木)8:00〜12:00
※一般の人は入場不可
モーっとクール商品ページ:https://usimo.jp/cool.html
オオツキ公式サイト:https://otsuki.ne.jp/
USIMO公式サイト:https://usimo.jp
(丸本チャ子)